映画『リコリス・ピザ』(公開中)主演のアラナ・ハイム(C)2021 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. ALL RIGHTS RESERVED.
今年の「第94回アカデミー賞」主要3部門にノミネートされたポール・トーマス・アンダーソン監督の映画『リコリス・ピザ』(公開中)で鮮烈な映画デビューを飾り、主演女優賞やブレイクスルー賞を総なめにした三姉妹バンド、ハイムの三女であるアラナ・ハイムのインタビュー映像が解禁となった。
本作の舞台は1970年代のロサンゼルス、サンフェルナンド・バレー。実在の人物や出来事を背景に、アラナ(アラナ・ハイム)とゲイリー(クーパー・ホフマン)が偶然に出会ったことから、歩み寄り、すれ違っていく恋模様を描き出す。
アメリカ本国での公開後、作品がみんなに愛されていることについて、「すごくうれしい」と素直に喜びを表現する。ミュージシャンとして姉たちとともにロック・バンド ハイムのメンバーである彼女は、「演技をしてみたいと思っていたのか」との問いに「私は何に対してもノーとは言わないの。映画の中で『エージェントに何を言われてもイエスと言え!』とゲイリーが言うシーンがあるけど、それは私の人生のモットーなの」と軽やかに答えるひと幕も。
そのほか、ブラッドリー・クーパーとの共演シーンについて、ポール・トーマス・アンダーソン監督との関係性、初めて脚本を読んだ時に主人公の名前が自分と同じアラナであると知ったときの気持ちについてなど、本作にまつわる貴重なエピソードをたっぷり語っている。最後は、笑顔で「日本大好き!」と締めくくっている。