38年目となる丸美屋食品ミュージカル『アニー』の2023年制作発表記者会見が1日、都内で開催され、アニー役の深町ようこ(11)と西光里咲(10)が出席した。
「チームバケツ」の深町は初めて見たミュージカルが『アニー』だった。役が決まった感想を問われると「最初はすごくビックリして、『やるぞ!』って気合が入ったんですけど、その後はだんだん楽しみな気持ちとうれしい気持ちがこみ上げてきて仕方がありませんでした」とはにかんだ。
「チームモップ」の西光は、昨年も同じ役を深町と務めることについての質問が。西光は「前の作品でも一緒だったので、(オーディションで先に)ようこちゃんが呼ばれた時は『自分は、もうダメだった』と思った」と本音を打ち明けつつ「その後に自分が呼ばれて信じられなくて。こうして今、アニーの衣装を着て、ここにいられることがとても幸せで、感謝の気持ちでいっぱいです」とうれしそうに語っていた。
本作は、1924年からアメリカで新聞連載がスタートした漫画『ザ・リトル・オーファン・アニー(小さい孤児アニー)』をもとに、1977年にブロードウェイのアルヴィン劇場(現ニール・サイモン劇場)で誕生したミュージカル。世界各国をはじめ、日本公演は、1986年の上演以来、これまでに全国で約187万人が観劇している。2021年、2022年は新型コロナウイルスの影響で1幕のみだったが、今年は4年ぶりに2幕で上演される(2020年は東京公演の初日のみ上演)。
会見にはそのほか、ウォーバックス役の藤本隆宏(52)、ミス・ハニガン役のマルシア(53)、グレース役の笠松はる(41)、ルースター役の財木琢磨(30)、リリー役の島ゆいか(26)も出席した。
『アニー』は、4月22日〜5月8日まで東京・新国立劇場 中劇場で上演される。