山口県出身のやす子は、「2歳くらいまで父親がいたんですけど、そこからいなくなっちゃって」と告白。幼いころに父とは離ればなれになってしまったと明かした。
芸人として知られるようになったある日、SNSにメッセージが届いたという。「自分の個人情報、生まれた時間、日にちを知っている人からリプライが来たんですよ。何で知っているんだろう?と思ったら、自分のお父さんだった」という。昨年、久々に会ったといい、「再会できたというのは、芸人になってよかったなって」としみじみ語った。
実父は、やす子がテレビで活躍する姿を見て、自分の娘だと悟ったという。番組にしたためた手紙では「一昨年、おじいちゃんがテレビで『かのん(やす子の本名)』を見つけてまさかと思って調べたら本当に『かのん』で驚きました」と、当時の驚きぶりを説明した。
やす子は父について「一切記憶はなくて」といい、「自分のお父さんはいないって思って生きてきたので、ビックリしました」と素直に明かした。母とも疎遠になるなど、複雑な家庭環境も告白。「それをつなぎ止められたらいいなと思っていたんですけど、それが父親という部分で叶ってよかったなって。なるべく死ぬまでに親孝行とかできたらいいなと思って、うれしいです」とも話した。
昨年、父に会った際に驚いたことがあるという。「父親は元自衛官だったんです。まったく知らなくて。水泳も柔道もやってたらしくて、しゃべり方とか見た目とか、ちょっと人見知りな、わーってなっちゃうところとか、そっくりでしたし。会ってなかったのに、自分の生き写しを見ているようで」。幼少期に水泳と柔道に勤しみ、自衛隊を退役して芸人になったやす子にとっては、驚きの連続だったことを明かした。「くりぃむしちゅー」有田哲平から「“本当にお父さん?”って言ったら、“はい〜”って言ってた?」と聞かれると、「言ってなかったです」と笑って答えた。