お笑いタレントのふかわりょう(49)が24日、TOKYO MX「バラいろダンディ」に出演。殺伐とする近年のSNSについて持論を述べた。
番組では、港区女子のラウンジ嬢と思しき「X」ユーザーが、南麻布の高級すし屋で大将に殴られかけたと写真とともに長文のポストを行い大きな波紋を呼んだ問題を特集した。
ふかわはこの問題を受け、「『X』とかっていい面もあるけど見ていてしんどいって思う時あるんじゃないかと思う」と語った。
問題自体については「晒すことによってみんなを誘導して『こいつやっちまいな』みたいな場のノリは、その真偽がどうであれそういうことやる人に疑問を感じてしまう」と写真を投稿したユーザーに苦言を呈した。
一方で、「悪者はこいつなんだと決めたがる、ある種の正義中毒みたいなところあるじゃないですか。その風潮は薄まってほしい」と殺伐としたSNS全体へのへの思いを吐露。「現場現場で必ず悪者を決めたがる風潮なこのSNSを見てると目を背けたくなる」と顔をしかめていた。