「2ちゃんねる」開設者で元管理人の「ひろゆき」こと西村博之氏の妻でウェブディレクター、西村ゆか氏が8日放送のTBS系「ワールド極限ミステリー」に出演。母のギャンブル依存症について告白した。
西村氏はギャンブル依存症の母に次々と金銭トラブルに巻き込まれた経験を記した「転んで起きて 毒親 夫婦 お金 仕事 夢 の答え」(徳間書店)を出版。番組では「私の母はギャンブル依存症でした」と語り出した。西村氏の両親は4歳で離婚。母は家を空けることが多くなったといい「長いと3日くらい帰ってこないこととかがあって、自分のお小遣いがなくなって、帰ってこなかったらどうしようみたいなことを考えていました。育児放棄だろうという風に自分も言うと思う」と振り返った。
続けて、高校時代、母に闇カジノに連れて行かれた過去もあると明かし、摂食障害を患ったことを回顧。ひろゆき氏は西村氏の母について「社交的な人でどんな人とでも仲良くなれるタイプ。依存症でなんからしら不都合がありそうな感じは会ってる感じ全くわからない」と話した。
西村氏はデザイナーになるためにためた60万円を母にせびられてとられたという。「子どもにお金を出せっていうのは完全に間違った行動だと思うんですけど、ただ子供のときにやられた自分はそれが間違っていることだと思わない。大人になったときに考えると、完全に支配だしすごいネガティブな感情でコントロールさせようとしてたんじゃないかととれちゃいます」。
母はギャンブル依存症から回復できないままがんで他界したといい「何よりも1人で解決できる問題じゃないと思う。もし依存症者の家族と関わり続けるのが辛いなら、無理せずいったん距離を置いていいと思う」と話した。