実業家・西村博之(ひろゆき)氏(46)が8日放送のABEMA「Abema Prime(アベプラ)」(月〜金曜後9・00)に生出演。故ジャニー喜多川前社長の性加害問題を巡り、ジャニーズ事務所が7日に都内で開いた会見について私見を述べた。
ひろゆき氏は会見全体と報道を見て感じたことについて聞かれると「(ジュリー藤島氏の)社長退任というのがニュースになるのが良くない気がしていまして」と回答。
その真意について「代表取締役っていうのは会社法では凄く重要な権限を持っているんですけど、『社長』って誰が付けてもいい愛称なんですよね。代表取締役でありながら『社長』という愛称を外しました。でも(肩書上では)最高決定権はジュリーさんが相変わらず持っていますという。社長退任というと責任者から降りているように見えるじゃないですか。事実と異なる形に捉えられるようなことをわざとやって、メディアもそれに乗っかっちゃってるっていうのがどうかなと思っています」と自身の考えを示した。
7日の会見に出席した藤島ジュリー景子前社長は、被害者への謝罪と社長退任を発表。被害者の補償、救済のため代表取締役として残留することを明らかにした。「社長は退任されるが役員として会社に残る。役員として給与は受け取るのか、今回の責任をとって減給なりの対処を考えているか」との質問には「まず、残り続けるとは思っておりません。当面の間、残りますが、これは未来永劫というふうにはまったく考えておりません。報酬につきましては、まだ自分が退任するということ以外は、いろいろな事務作業が追いついておりませんので、もちろん検討していきたいと思っております」「院政を敷くつもりはない」などと語っていた。