2ちゃんねるの元管理人で実業家のひろゆき氏が27日、自身の「X」(旧ツイッター)を更新。岸田文雄首相と自民党の杉田水脈主衆院議員のどちらかがウソをついていると理詰めで指摘した。
ひろゆき氏は「首相『コメント控える』 杉田氏の差別的言動に」という見出しの共同通信の記事を引用。杉田氏をめぐっては保守系月刊誌のユーチューブ番組に出演した際、アイヌ文化振興事業を「公金チューチュー」と揶揄したことが問題になり、アイヌ民族と在日コリアンを侮辱する内容を2016年に投稿したとして札幌、大阪両法務局から人権侵害に認定されている。なおも差別的言動を続けていることが問題視されている。
ひろゆき氏は「岸田首相『杉田氏本人が謝罪した』杉田氏『アイヌ関係団体への謝罪が嫌だったから辞任した』 岸田首相と杉田元総務政務官で謝罪したかどうかの事実が矛盾してるけど、嘘つきはどっちなんですか?」と迫った。
杉田氏が謝罪しているのなら岸田首相の発言が正しくなるが、そうすると謝罪が嫌だったから総務政務官を辞任したという過去の杉田氏の発言と食い違いが生じることになる。果たして真実が明らかになることはあるのか。