「2ちゃんねる」創設者で実業家のひろゆき氏が25日、ABEMA TVのニュース番組「Abema Prime」にリモート出演。「恒心教」のメンバーを名乗る20代の男2人が逮捕された事件についてコメントした。
大学に爆破予告のファクスを送ったとして、警視庁は東京農工大大学院生の男(22)と無職の男(26)を威力業務妨害容疑で逮捕した。発表によると、2人は1月、「高機能爆弾を334個仕掛けた」と書いたファクスを東京音楽大学に送り、大学職員に不審物を探させるなどして業務を妨害した疑い。
2人はネット上で中傷や犯行予告を繰り返す「恒心教」のメンバーを名乗り、調べに対し大学院生の男は「おおごとになり面白いと思った」などと語っているという。
番組の取材を受けた、ITジャーナリスト・三上洋氏によると「恒心教」は「2ちゃんねる」で2013年ごろに発祥。ある人物と依頼を受けた弁護士に対し、誹謗中傷・アンチ行為を行うという。
ひろゆき氏はこのニュースについて「もともと他の国でもスパゲッティーモンスター教っていう、『宗教だよ』ということで、免許を取るときに嫌がらせをするとかっていう、遊びがてらに宗教を名乗る人たちっているんです。けども、そこまで他人に迷惑をかけるっていうのはスパゲッティーモンスター教とかはやらない。恒心教は割とそういうのをやりがちで、やんちゃな人が多いのかなと思いました」と言及。
その上で「結局、匿名で何か嫌がらせをして『社会が動いたら面白いよね』っていうところで多分やってるだけで、本当にメリットはないんだと思うんですよ。面白がる以外」と指摘。「捕まった以上、顔写真とか名前とか住所出して、一生ひどい傷をネット上に残すっていうかたちにすると、他の人もやりたがらないと思うんですよ。なので、恒心教信者が恒心教の捕まったやつを積極的に晒し上げるというのをやるといいんじゃないか」と〝信者〟に提案していた。