スーツを着て神妙な面持ちで登場したぱんちゃんは、頭を下げてから「このたびはたくさんの方にご迷惑とご心配をおかけしたことを深くおわび申し上げます」と謝罪し、再び頭を下げた。
続けて「私の軽率な行動で被害者の方を深く傷付けてしまい、本当に申し訳ございません。被害者の方とお会いさせて頂き、謝罪を受け入れてくださいました。このようなことをしてしまったにもかかわらず、寛大な心でお許しいただきました」と現状を報告。
被害者はぱんちゃんの体調や今後を心配し、応援の言葉をかけられたことを明かし、「いただいた優しいお言葉に救われました。胸に刻んでいこうと思います」と感謝を伝えた。
逮捕翌日には釈放されていたが、被害者への謝罪を優先したことからファンへの謝罪が遅れたことを説明し、サインを偽造した那須川天心、武尊、そして関係者やスポンサーなどに向けて深く謝罪した。
逮捕直後の“金欠報道”についても言及。ファイターとして練習に集中できるだけの資金はあったが、おととし3月に知人の勧めによる初めての投資で300万円以上も損失し、それを取り返すために別の複数案件にも投資した結果、昨年6月時点でトータルで1500万円以上も損失していたことを告白した。
その時は大きな怪我を負い試合ができない状況だったため「善悪の判断がつかなかった」と反省。「どんな理由があっても、あり得ない投資話を信じた自分の知識の無さと、心の弱さ」が原因とし、ファンを巻き込んだ詐欺事件となったことについて改めて深く謝罪した。
ぱんちゃん璃奈は、立ち技格闘技団体『KNOCK OUT』で活躍するほか、『RIZIN』のリングなどでも活動。YouTuberとしても人気で、『BreakingDown』でもオーディショで審査員を務めるなど、存在感を示してきた。
