(テレ朝news)
女優で歌手ののん(29)の新曲「この日々よ歌になれ」が、中国のCGアニメーション映画「雄獅少年/ライオン少年」(5月26日公開)の日本語吹き替え版主題歌に決定した。
同作は中国で大ヒット。格差社会の底辺でもがく少年の成長を、熱い獅子舞バトルを通して描く。昨年に日本で限定上映され、圧倒的な作品力で絶賛された。
日本語吹き替え版は、困難を乗り越え成長する主人公・チュンを花江夏樹、チュンを獅子舞に目覚めさせた同名のヒロイン・チュンを桜田ひよりが声を担当する。
同曲は、バンド「忘れらんねえよ」の柴田隆浩が、のんと話したエピソードをもとに書き下ろした楽曲。のんの真っすぐで力強い歌声と柴田による歌詞が、夢をつかむために困難を乗り越え成長していく少年たちの熱い物語とリンクするような楽曲に仕上がった。
のんは「美しい光、景色、期待感をあおる構図。獅子舞の躍動は本物だった。主人公の悔しさがあり憧れがあり、ひたむきで力強い魂の叫びにワクワクします。こんなにも感情を燃やして獅子舞へ情熱を注ぐ姿に、真実を見るとは思いもしませんでした」と映画を称賛。主題歌を担当することには「まさにこの日々よ歌になれだ!と偶然の出会いに興奮しています。本当にうれしいです」と喜んでいる。
同曲のミュージックビデオが12日午後8時にプレミア公開を予定。雨の中、のんが走る姿が印象的な映像となっている。