俳優の有村架純、中村倫也がW主演を務める、TBS系金曜ドラマ『石子と羽男―そんなコトで訴えます?―』(毎週金曜 後10:00)の第3話(29日放送)に映画監督を演じるでんでんが出演することが決定した。
本作は、問題を抱えてマチベン(町の弁護士)の元にやってくる人々の人生や社会にひそむ問題、またそれに関わる人間模様にスポットを当てる。それらのトラブルに向き合うのは、4回司法試験に落ちた崖っぷち東大卒のパラリーガル・石田硝子(有村)と、司法試験予備試験と司法試験に1回で合格した高卒の弁護士・羽根岡佳男(中村)。正反対のようでどこか似た者同士の2人が、さまざまなトラブルに挑む中で自らのコンプレックスに向き合い成長していく姿をオリジナル脚本でコミカルに描く。
でんでんが演じるのは、映画監督の山田恭兵(やまだ・きょうへい)。人生を映画に捧げ、50歳近くになって監督した映画が評価されるようになった遅咲きの映画監督だ。石子や羽男たちとどのように絡んでいくかは、放送で明らかとなる。
<でんでん>
このような物静かな映画監督役は初めてなので不安でしたが、役者です。不安だから面白い。よし、この人の人生を歩いてみよう。何かを感じてみようと思いました。
「社会がそれを必要としなければ淘汰されていくだろうし(※セリフ)」。感情を表に出さないことを美とする人の感情をどのように表現するか。ザラザラした怒りと悲しみ。それを押し殺せない気持ちを何とか出せればと思いました。