お笑い芸人のたむらけんじが24日、ユーチューブチャンネル「たむらけんじどり」で緊急生配信。お笑いコンビ「TKO」木本武宏の投資トラブルを巡り、自身にも〝誹謗中傷〟が来ていると語った。
たむらは実業家としての顔を持ち、株や仮装通貨、NFTなどに明るい〝投資通〟として知られる。先輩のナインティナインもラジオで仮装通貨を買うよう勧められたと明かすなど、芸人〝投資ブーム〟の火付け役ともされる。
たむらはまず木本について「昔から仮装通貨に詳しく、情報交換はしていた」と証言。一方で、「木本さんは人をだまして喜ぶような人ではない。後輩の面倒見も良く真っすぐな人」と訴えた。
さらに今回のトラブルについては「臆測だが」と前置きし「信頼する方とみんながウィンウィンになるようなものと信じて、周りに勧めた。『木本さんが言うなら』とのでお金を預けた人がいた。それでうまくやっていたが、今はアメリカ株にしても仮装通貨にしてもよくない時期なので、思ってた運用にならず、一緒にやろうとしてた方が行方不明になったという報道があるので、配当を渡せなくなったということでは。なので、木本さんがハナからだまそうとしてやったのではないと思う」と推測した。
その上で「架空のものを売ったわけでもないので、僕は犯罪でも何でもないと思う」と私見を述べ、「ただ、木本さんの男気として会社に迷惑かけたらあかんから辞める、と。僕もLINEで『辞めないとあかんのですか?』と送ったが『責任取ってやめる』とは言っていた」と明かした。
今回のトラブルには一切かかわっておらず、他にも疑惑はないというたむらだが、これをきっかけにSNSで「お前も詐欺みたいなのしてたな」「周りをだましてた」という中傷が殺到しているという。
しかし、たむら自身は他人から金を預かって運用したことは一度もないといい、投資へのアドバイスすることはあっても「リスクは絶対ある」「余剰資金でやれ」と必ず忠告していたとした。
また、岡村隆史からは「大変なことになってるな、すまんな」と連絡があったそうで「いやいや、どんどん言うてください。おいしいです」と返したとか。
その上で、たむらは想像で中傷してくる人物へ「そういう奴らは、そういう次元で生きていくんでしょうね。他人の成功がうらやましくて、妬みで、素性も出さないツイッターとかでえらそうに言うことしかできない、かわいそうな人たちなんやな。そういう人たちに負けることは一生ない」「この説明聞いてなんか言ってくる、理解力のないアホはもうほっときます」とあきれたような口調で訴えた。