タレントせんだみつお(77)とフリーアナウンサー生島ヒロシ(73)の漫才コンビ、せんみつ・ヒロシが31日、東京・浅草で「東洋館スペシャル寄席2024」に出演した。
ねずっち(49)やタブレット純(49)ら15組が登場した公演の目玉。東洋館は1951年(昭26)に「浅草フランス座」として開業。萩本欽一(83)やビートたけし(77)を生み出したお笑いの殿堂だ。
2人は東洋館の隣の浅草演芸ホールで毎年5月31日に開かれている「ファミリー寄席」に2021年から4年連続でゲスト出演。その実績を買われての東洋館出演となった。
この日は202席が全て埋まり、立ち見も出る盛況。午後3時半に登場した、せんみつ・ヒロシは昭和の大スター故丹波哲郎さんの面白エピソードから、長嶋茂雄巨人軍終身名誉監督(88)と一茂(58)の親子ネタや、歌手畑中葉子(65)の「昭和不適切歌謡曲」などを披露。最後は“ゴッド姐ちゃん”和田アキ子(74)の“召集令状話”が飛び出し、持ち時間の15分間を爆笑の渦に巻き込んだ。
せんだが所属する芸能事務所「生島企画室」会長でもある生島は「100点満点の90点です。せんださんはテンポが良いししゃべりの天才! 真のエンターテイナーです。そのせんださんの再ブレークのきっかけになれば、うれしいです」と笑顔を見せた。
「M−1グランプリ」挑戦についは「やれるものならチャレンジしたい!」と意欲を見せていた。