お笑いコンビ「ずん」の飯尾和樹(55)が、28日深夜放送のMBSテレビ「かまいたちの知らんけど」(土曜深夜0・28)にゲスト出演し、トガっていた若手時代のエピソードを披露した。
温厚なイメージが強い「ずん」だが、トガっていた時期があるのか問われ、若手時代のネタ見せの時のことを振り返った。当時、飯尾は「ネタ見せって2本見せる」「AとBを見せてAがウケたわけ」「こっちはAがやりたい」と思っていたという。しかし「プロデューサーは“Bで行こう”」と指示を受けた。しかしAのネタがやりたい飯尾は「分かりましたって言って」「本番さ“幕開いたらこっちのもんだ”って、Aやろうって」とプロデューサーの意見を無視して「A」を強行した。
しかしネタ終了後、思いがけない事態が待ち受けていた。「“てめえ、なめんじゃねえぞ”って」と胸ぐらをプロデューサーにつかまれ、激怒されることに…。「でもウケたわけ」と強行したことに悔いは残さなかった。
これには共演者のお笑いコンビ「かまいたち」の濱家隆一も「正解ですよね。ウケたんやったら」と同意。飯尾は「手応えこっちもあって、やりたいじゃない」「じゃあ胸ぐらを…」と、山内の胸ぐらをつかむそぶりを見せ、当時を再現してみせた。
続けて「本当にムカついたんだろうね」とプロデューサーの心境を思いやった。しかし現場はウケたのにも関わらず、結局その番組には「そこから3年以上呼ばれなかった」と明かし、共演者を驚かせていた。