エンターテインメントユニット「すとぷり」の所属事務所STPRが7日、5月1日付で、Vライバープロダクションの運営やクリエイターマネジメントを行う株式会社Origina1の全株式を取得して、グループに参画させたことを発表した。
すとぷりやKnight A−騎士A−、AMPTAKxCOLORSなどの、インターネット上でアニメイラストやアバターでの動画配信をメインに、コンサートなどのリアルイベントでは本人たちが出演する、二次元と三次元の両方を駆使して活動するアーティスト(クリエイター)をマネジメントしてきたSTPR。
昨年からは多くの新規事業を立ち上げて、ライブ配信サービス「ツイキャス」の運営会社モイとの資本業務提携を締結。今年3月には、メタバースやAR事業のGugenka社やVライバー事業のボンド社を、STPRグループに参画させた。今回は2社目のM&Aとなる。
Vtuberno活躍など成長著しいバーチャル市場での事業領域を拡充して、すとぷりらクリエイターへのさらなる支援、新たなエンターテインメント世界の構築を進めていくという。Origina1は、先に参画したボンド社とも連携していくことで、国内最大の規模のVライバー事務所となる。
Origina1高岸龍之介代表は、「Vライバー市場はまだ黎明期。だからこそ、新たなエンターテイメントを創出してきたSTPRと協力することで、より多くのエンターテイメントを届けられると確信しています」とコメントした。