明石家さんまが4日深夜放送のMBSラジオ「ヤングタウン土曜日」に出演。広域強盗事件の指示役「ルフィ」との接点を報じられた「EXIT」兼近大樹にエールを送った。
兼近は自身のユーチューブチャンネルで「ルフィ」とされる渡辺優樹容疑者と過去に知り合いだったことを認めている。
さんまは「今回かねちー(=兼近)、かわいそうなことになってるねんけど、エネルギーの引き寄せというのはすごいなと思った」と切り出し、1日放送のフジ系「ホンマでっか!? TV」について語り始めた。
同番組にゲスト出演した兼近は生涯で最も好きな漫画として「ONE PIECE」を挙げており、その主人公の名前は言わずと知れた「ルフィ」だ。
もちろん、放送当時は〝ルフィ騒動〟真っただ中でその偶然が話題となったが、さんまは「だいぶ前に録画したのが、あんな日にオンエアされる。あれはあいつの持ってるエネルギーだと思うんです」と指摘した。
さらに兼近について「これを乗り越えて頑張っていかなしゃあないし、自分の与えられた人生やしね」と訴え「『過去は付いてくるもんだ』と、りんたろー。なんかは言ってますけど。過去は自分の歴史なんで、その歴史にあまりとらわれないほうがいいような気がしますね。過去は歴史。その歴史が僕を作り上げてくれてるでね」と呼びかけた。
その上で「俺の過去もそんなにいいことはない」と言い切り「だから過去と思わずに『俺の歴史』と思って暮らしてください。昨日はろくでもない人間でした、僕もね。今日はいい人間だと思います」とメッセージを送った。