24日に開催された漫才日本一を決める「M−1グランプリ2023」で、決勝3位となったお笑いコンビ「さや香」が24日深夜、YouTubeチャンネル「サントリー公式チャンネル」で配信された「#M1打ち上げ byストロングゼロ〜打ち上げまでが、M-1だ!〜」に生出演。最終決戦のネタを振り返った。
優勝候補のさや香はファーストラウンドを1位通過した。最終決戦では、「見せ算」という架空の計算を題材にしたネタを披露。審査員から1票も入らず3位となった。審査員の山田邦子からは「さや香の最後のネタは全然よくなかった」とコメントされ、SNS上では「ネタ選びミスった」などの声が上がった。
しかし、新山は「あれありきのM-1だった」と、ネタ選びに迷いがなかったことを明かした。「各方面から事前に懸念を受けていた。ほんまにこれいくんみたいな」と、関係者から不安の声が上がっていたとした上で、「でも好きやしNGK(なんばグランド花月)でウケけるから」と自信を持って挑んだという。
石井は「あれは新山がどんどんノっていくネタなのに、初めて新山の背中がどんどんちっちゃなっていってた」と、会場での笑いの少なさを振り返った。新山は「M-1の決勝で初めてゼロ笑いの人がスタジオにいた。その人とずっと目合ってたんですけど、その人も負けじと(笑わなかった)」と話した。
「見せ算」は、M-1のスタッフや審査員も知らないネタだったという。新山は「今もメッセージきてるんですけど、アンチの人というよりファンの人が“何であんなネタしたんですか”って怒っている」と明かし、笑いを誘った。優勝は逃したが、「これがボクらのいいところ」と言い切った。千鳥のノブも「そやと思うけどな」と同意した。

