シンガー・ソングライターのさだまさし(71)が30日、東京都内で行われた「”聖地リゾート!和歌山”東京レセプション 2023」にゲストとして出席した。
さだは第2部のレセプションのトークセッション「今夜は生で熊野を語る」に和歌山県の岸本周平知事と熊野速玉大社の上野顯宮司と登壇した。
和歌山県を仕事以外でもよく訪れ、チャリティーコンサートも行っている縁がある。
セッションの終盤、さだと岸本知事は、新宮市で毎年2月6日夜に行われる「お燈まつり」で使われるたいまつにそれぞれ祈願を書き入れた。
最初、さだは「お金がほしいとか、一獲千金とか…」と最初はおどけていたが、結局は「世界平和」と墨入れ。さだは「これしかない。何か、きな臭い話ばっかり世界中で起きているんで。まず平和でないと何もできない。音楽はもちろん、スポーツもそう。一刻も早く戦争をやめてもらえるよう、私たちには何もできないので神様におすがりしようと」と不穏な世界情勢の解決を願った。
一方、岸本知事は「さださんがそうくると思ったので『紀伊半島独立』と書きました!」と宣言して会場を笑わせた。