くるり・佐藤征史「今度、誰かと一緒に見に」、妻誘うも「死んでも嫌や」と拒否される

くるり・佐藤征史「今度、誰かと一緒に見に」、妻誘うも「死んでも嫌や」と拒否される

都内で初ドキュメンタリー映画「くるりのえいが」の舞台あいさつを行った(左から)岸田繁、森信行、佐藤征史、佐渡岳利監督

(スポーツ報知)

 ロックバンドのくるりが14日、東京・新宿ピカデリーで初ドキュメンタリー映画「くるりのえいが」(3週間限定公開、佐渡岳利監督)の舞台あいさつを行った。

 岸田繁、佐藤征史は02年7月に脱退したオリジナルメンバーのドラム・森信行と、静岡・伊豆で最新アルバム「感覚は道標」を制作。約30日間のレコーディング風景に密着した。

 岸田は「見ていただいてありがとうございました。映画を完成させて、アルバムも完成させて、とても幸せな気持ちです。ありがとうございます」と感謝。万雷の拍手を浴び、「音楽を作るのが好きでずっとやって来たんですけど、自分たちで音楽を作って映像にしていただいて、皆さんに見ていただけて幸せです。皆さんの拍手にお答えできる音楽を、また作っていきたいなと思っております」と気持ちを新たにした。

 佐藤は「自分たちの映画やと分かっているんですけど、正直、皆さんが見とる実感があまりなくて。自分も劇場で見たいなと思ったんです。妻に『一緒に行かへん?』と言ったら、『あんたとは死んでも嫌や』と言われたんですけど」と苦笑い。「今度、誰かと一緒に見に来て味わいたいなと思います」と自虐的に話し、笑いを誘った。

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