お笑いコンビ、かまいたち山内健司(41)が30日、都内で、著書「ねこうちさん 猫と山内と時々犬」(サイゾー)発売記念イベントを開催した。
5匹の愛猫と1匹の犬、家族との日常を写した写真を、山内のコメントとともにまとめた。猫の写真集を出版することは念願で、「人気がピークの時に出すことができた」と笑顔を見せた。
10年ほど猫と暮らし、自身が考える猫の心理について「半分くらいは当たっていると思う。ご飯が食べたいとか体調が悪いとか、ずっと生活していると分かるようになりました」。目標部数は1万部で、印税の使い道を「保護猫の活動をされている方のところに、プレゼントをドカンと送ってあげたい」と語った。
大阪時代、当時の交際相手の要望に応える形で猫を飼い始めたという。月収は約15万で、猫を飼う資金として約40万円を“通称吉本ファイナンス”から借り入れすると、その手続き中に当時の社長と偶然対面。「何に使うのかとパッと紙を見て、経理の方に『猫を飼いたいやつに金貸すなよ』と言われた。どうしてもいるんです!とお願いして貸してもらって、飼いました。ドッキドキでした」と振り返った。現在の妻との出会いも猫がきっかけで「猫の写真をインスタに上げていたら、『いいね』を押してきた。当時『いいね』を押してくれた女子の写真は見ていたので、この子かわいいなと。猫がキューピッドです」と笑った。
相方の濱家隆一(38)にはまだ著書を見せていないという。「濱家は、猫のインスタとスニーカーのインスタは芸人がすることじゃないと言っていた」としつつ、「この後サインを書いてプレゼントしようかな」。単独での会見は初めてで「めっちゃ緊張しました。普段は何も思わないけど、こういう時は濱家が欲しい」と冷や汗をかいていた。
現在を「人気のピーク」と俯瞰(ふかん)するが、「お金的なもので言うと、まだ足りない。もっと欲しいです」と貪欲。TKO木本武宏(51)を巡る投資トラブルに、平成ノブシコブシ吉村崇(42)が巻き込まれていたことも話題だが「そのタイミングでお金があれば、吉村さん以上にベットしていただろうと思います。たまたまそのタイミングで、なかった」と話していた。