うしろシティ 4月末で解散 金子は松竹芸能に残り、阿諏訪は個人事務所設立へ

 お笑いコンビ「うしろシティ」が4月30日末で解散すると28日、所属の松竹芸能が発表した。

 同社は「この度、弊社所属タレントの『うしろシティ』(金子学、阿諏訪泰義)は、2022年4月30日をもってコンビを解散することになりました」と報告。今後については、阿諏訪泰義は事務所を離れ、個人で活動をし、金子学について同社に残り、活動していく。

 発表を受け、金子は自身のツイッターを更新。「みなさまへご報告です。このタイミングでコンビ活動はなくなりますが、作ってきたコントが色んな形で残るのは関わってくれた沢山の方々のおかげで、応援してくれたみなさんのおかげです。ありがとうございました!晴れ晴れです!」と前向きにコメントした。

 阿諏訪泰義も同じく自身のツイッターを更新。「2020年に活動を休止し、それ以降は様々な方向性を考えて各々活動してきました」としたうえで「今後は金子は松竹芸能に残り、僕は事務所を作って活動していく予定です」と説明。「コンビ結成当時、得体のしれない僕らを拾って救って下さった松竹芸能には感謝しかありません。そしてなにより、こんな変な名前のコンビを応援して下さった皆様に心からお礼を言わせて下さい」と感謝。「13年間、本当にありがとうございました。またいつか、金子と馬鹿みたいなコントをやられたいいな、と思いながら日々生きて行きます」と記した。

 うしろシティは金子と阿諏訪が2009年に結成。「第27回NHK新人演芸大賞」(2012年)で演芸部門 大賞受賞を受賞、2012年・2013年・2015年の「キングオブコント」で決勝に進出するなど、人気を集めた。2020年12月、金子が体調不良を理由に休養を発表。翌21年6月に金子の復帰が発表されるも、コンビでの活動は休止状態となっていた。

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