瀬戸内を拠点に活動するアイドルグループ・ＳＴＵ４８内の７人組ユニット「ＳＴＵ４８瀬戸内ＰＲ部隊Ｓｅａｓｏｎ２」が１０日、神奈川・横浜市教育会館で全国ツアー初日を迎えた。
全国ツアーはファンの投票によって選ばれ、１位・宮城県、２位・沖縄県、３位・神奈川県、４位・東京都、５位・長崎県の５県で開催。ツアー初日公演は投票３位の神奈川で２公演行われた。
１公演目は６ｔｈシングル「独り言で語るくらいなら」に収録された、初代〝ＳＴＵ４８瀬戸内ＰＲ部隊〟の楽曲「僕はこの海を眺めてる」で幕開け。その後はデビューシングル「暗闇」から７ｔｈシングル「ヘタレたちよ」まで楽曲をリリース順に披露し、グループの歴史を感じさせた。
瀬戸内ＰＲ部隊の活動はメンバーも一緒に盛り上げたいとの思いから、メンバーそれぞれが担当を決め、中盤のユニット曲コーナーは、セットリスト担当の中村舞が考えた構成で魅了。石田千穂＆福田朱里による「君について」、沖侑果＆中村舞による「タブーの色」、尾崎世里花＆高雄さやか＆吉崎凜子による「君のｃ／ｗ」が披露された。
中村は今回のユニットセットリストに込めた思いについて「昼と夜で変わるんですが、みんながやりたい曲を叶えたいなと思って、みんなにたくさんアンケートして考えて決めました！」と満足げ。公演ごとに変化するソロコーナーでは、石田が元ＡＫＢ４８峯岸みなみのソロ曲「私は私」を歌い上げ「本当に大好きな曲なのでいつか絶対やりたいと思っていました！」と声を弾ませた。
その後のＭＣでは、裏話担当の高雄がトレンチコートを着た探偵風に登場し、メンバーの裏話を暴露。グルメ担当の尾崎が選んだケータリングの小籠包をメンバーたちが肉汁をこぼしながら食べていたことなど、独特なキャラクターでの暴露に会場から笑いが起きた。
後半では、石田が「曲を聴いた皆さんにも平和について考えるきっかけになればいいなと思っています」と、ＵＳＥＮでロングヒット中の話題曲「花は誰のもの？」を歌唱。さらに、坂道ＡＫＢの楽曲「国境のない時代」と、メンバーは２曲続けて平和への願いを全国ツアーで届けた。
初日の感想を聞かれた沖は、「瀬戸内ＰＲ部隊Ｓｅａｓｏｎ２は、投票期間も含めて長かったですが、全国ツアーをようやく開催することができました。今日は初日なんですけど、私たちは本当にたくさん今まで準備をしてきたので、準備した努力の成果を全国で、ＳＴＵ４８の魅力を広めていけるように頑張りたいと思います！」と意気込んだ。
石田も「今回はＳＴＵ４８の楽曲がたくさんありつつ、ユニット曲で新しい一面を見ていただけたり、魅力をたくさん見せられると思うので、５県回って盛り上げていけたらなと思います！」とコメント。最後は人気楽曲「夢力」でツアー初日公演を締めた。
また、最後に中村から、１０日から１６日まで、ＳＴＵ４８が井の頭線渋谷駅の改札をジャック。改札付近に設置されている５８面のサイネージで「花は誰のもの？」のダンスリリックビデオの縦型バージョンが流れていることを報告し「なんと放映時間は、始発から終電までずーっとＳＴＵ４８らしいので、ぜひ皆さん見に行ってみてください！」と呼びかけた。
