〝安倍晋三番〟岩田明子氏 岸田首相の給与UP法案答弁に「国民の感情を逆なでする答え」

〝安倍晋三にもっとも食い込んだ記者〟こと元NHK解説委員でジャーナリストの岩田明子氏が4日、「NewsBAR橋下」(ABEMA TV)に出演。政府が国会に提出している首相や閣僚らの〝給与アップ〟法案についてコメントした。

 同法案は一般公務員の給与改正に準じて、首相の月給を6000円引き上げ201万6000円に。閣僚は4000円を上げて147万円とする内容だ。

 岩田氏はこのニュースについて「これは人事院勧告で『一般職』の給料が上がったから、それに連動して閣僚とか『特別職』なんですけど、特別職も上げましょうと自動的に法案改正になったんです」と背景を説明。

 その上で「ただ政治的センスとして『減税をします』と言っていて、それで理解を得られていない、『賃上げが課題です』『物価高に追いつかせますよ』と言っていて、自分たちが先に賃上げするっていうのは、政治家としてのセンス問われるから、普通は(周囲が)『ちょっとやめましょう』と言うんですよ」と嘆いた。

 岸田首相は行財政改革を推進するためにすでに月給の3割を国庫返納していると強調しているが、岩田氏は「閣僚が2014年から自動的に返納しているんですよ、国庫に。『だからいいでしょ』という答えしたじゃないですか。これって国民の感情を逆なでする答えだと思うんです。事実確かに返納してるかもしれませんけど、でも政治家っていうのは自分たちはまず身を切る改革ですよ。『最後でいいですよ』という姿勢を示してほしいですよ」と厳しく語った。

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