堺雅人(49)が主演を務めるTBS系連続ドラマ、日曜劇場「VIVANT」(日曜午後9時)第7話が27日、放送された。放送後にはSNS上で考察が盛り上がっている。
第7話では、乃木(堺雅人)たちは、乃木や黒須(松坂桃李)をはじめとする6名の“別班”精鋭部隊、そして公安とバルカ警察がテントへと近づく。テントの集合場所で乃木は作戦を裏切り、別班のメンバーを撃ち、ノコル(二宮和也)に「僕はノゴーン・ベキの息子です」と打ち明ける。
バルカへ向かう飛行機内で、同じ通路の席に座った乃木は野崎の手を触れながら寝言で「鶏群の一鶴眼光紙背に徹す」と伝える。
「鶏群の一鶴眼光紙背に徹す」とは日本のことわざで、平凡な人々の中に優れた人が1人いて、その人は目で見た物や考えたことを素早く理解するということを示す。乃木は公安の中で一線を画し、圧倒的な能力を持っている、信頼しているという褒め言葉だった。
このことからSNS上では、今後は乃木と野崎が敵同士として対立するのではなく、協力し共同戦線を張るのでは? という考察も。「野崎に止めて欲しいと思っているから飛行機であの言葉を残したんだろう」「乃木は『自分は行動する側、行動を解き明かすのはあなただ』と野崎に託したのでは?」「野崎さんにつぶやいた言葉は裏切りのヒントなのか」などの声が上がり、野崎が動きやすいようにさりげなく情報提供する姿を指摘する声も上がった。
同ドラマは「半沢直樹」をはじめ、数々の大ヒットドラマを手がけた福澤克雄氏の企画・監督最新作。主演の堺のほか、阿部寛、二階堂ふみ、松坂桃李、役所広司という日曜劇場史上最も豪華な主要キャストが集結している。