5日に行われた『RIZIN LANDMARK Vol.3』で、メインイベントとなったクレベル・コイケVS萩原京平は、クレベルが流血しながらも勝利し、RIZINで5連勝を記録した。惜しくも敗れた萩原は、試合後の会見でくやしさをにじませた。
1ラウンドでは、萩原の右ストレートがクレベルを捉えて、クレベルが流血。会場から驚きの声が上がる展開に。グラウンドでの攻防では、クレベルがチョークスリーパーを極め、萩原を絞め落とした。
試合を終えて会見に臨んだ萩原は「言うことないっすね」としながらも、パンチがヒットした際の手応えについて「ありました。チャンスをモノにできなかったくやしさが大きいです」と率直な思いを吐露。クレベルについて「寝技が強かったです。自分が対応も全然できなかったのもありますし、対応が悪かったっすね」との印象を口にしながら、今後については「ちょっと今は先のこととかは考えたくないです。やってよかったとは思うんですけど、すぐにそういう気持ちが出てくる感じではないというか、複雑な感じです」と打ち明けた。
バックチョークへの対策について「特にそういう細かい対策はしてなかった。普段の練習からもディフェンスをしていたので、本番になったら、体が勝手に出てくるかなと思っていました。力はそんなことなかったんですけど、やっぱりテクニックがすごかった」と告白。「期待に応えられへんかったのがくやしいのと、なんていうんですかね…」と言葉を振り絞るように、ファンへの思いを語っていた。
大会の模様は、RIZIN LIVEほかPPV配信が行われており、アーカイブ配信は10日までとなっている。