犬猿の仲としてこれまでSNSでバトルを繰り広げてきた未来と平本。2021年の大みそか大会の会見では、未来が「話は変わるんですけど、平本蓮はどうしたんですか?大みそか、まさか出ないことなんてないよな?」と挑発。するとちょうど1年後の2022年の大みそか大会の会見では、平本が「話は変わるんですけど、朝倉未来はどうしたんですか?大みそか、まさか出ないことなんてないよな?」とやり返した。
そして、22年大みそか大会で2人は最接近。梅野源治との試合を終えた平本が、リングサイドで観戦していた未来に対して「今日はバファリンを忘れずに飲んでください」と煽ると、カメラに抜かれた未来は堂々と中指を立てた。
今年に入っても平本が挑発を続けると、未来は「平本蓮を訴えてみたやってみよう」「本気でやるよ、もう動いてる」とツイッターで表明。YouTubeではトラッシュトーク(煽り合い)は必要としながら、「試合と関係ない話だったり、僕の周りのことや、ラウンドガールをナンパしてるとかの作り話だったり、下劣になってきたので、止めるために訴えようと思う」とその意図を説明した。
そんな因縁のある2人が、ついに同じ会見に顔を揃える。未来は牛久、平本は斎藤との対戦が決定しているため、それぞれの試合への意気込みが語られると思われるが、ファンからは「朝倉未来と平本蓮が同じ会見とはアツすぎる!」「2人の舌戦楽しみ!」「未来と平本のブレイキングダウンが見れそうw」など、2人の“直接対決”を期待する声が寄せられている。
RIZINは1〜3月は野球のWBCなどの影響を考慮して開催を回避し、春に大会を連続開催。4月1日の『RIZIN.41』(丸善インテックスアリーナ)はキックボクシングルールの皇治VS芦澤竜誠のほか、カイル・アグォンVS萩原京平、宇佐美正パトリックVSキム・ギョンピョなどのMMAが行われる。
4月30日の『LANDMARK 5』の1週間後の5月6日には『RIZIN.42』が、初進出となる有明アリーナで開催。カードは未発表だが、榊原CEOは先日の会見で朝倉海が春の大会の出場候補選手であることを明かしており、どのようなカードが発表されるか注目が集まる。
なお、4月8日にはRIZINで活躍し昨年6月の『THE MATCH 2022』の武尊戦を最後にキックボクシングを引退し、ボクシングに転向した那須川天心のボクシングデビュー戦(有明アリーナ)も行われる。格闘技ファンにとって楽しみが続く春となりそうだ。