【先週のあらすじ】
万太郎(神木隆之介)の論文に激怒した田邊(要潤)は大学の出入りを禁じ、土佐植物目録と標本の寄贈を命じた。万太郎はロシアに渡ってマキシモヴィッチ博士のもとで研究するため、「峰屋」に金を頼もうと考える。しかし「峰屋」では腐造が起こり、綾(佐久間由衣)と竹雄(志尊淳)は廃業に追い込まれていた。万太郎の長女・園子は熱を出して3日で天国へ旅立っていった。
◆ ◆
園子を亡くした悲しみから、なかなか立ち直れない万太郎と寿恵子。寿恵子の母・まつ(牧瀬里穂)、りん(安藤玉恵)、倉木夫婦(大東駿介・成海璃子)らも心配していて…。万太郎は、いつか自分たちが園子のところへいく時に、図鑑を持っていこうと寿恵子と約束をする。
朝ドラ108作目の「らんまん」は、明治の世を舞台に、高知県出身の植物学者・牧野富太郎をモデルに描くオリジナルストーリー。主人公の万太郎を演じる神木隆之介は、子役時代から活躍し、実力、人気共に将来を最も期待される若手俳優。朝ドラの男性主人公は「エール」以来の6作ぶりとなる。万太郎の妻で、明るさと芯の強さを持つヒロイン・寿恵子に浜辺美波を抜擢。脚本は、演劇作品やNHKドラマで数々の受賞歴を持つ長田育恵が担当する。