【J2徳島】今季チーム初得点!FW西野の活躍うれしい

 2023シーズンの記念すべき初得点は、徳島県出身のFW西野太陽だった。

 小学校の頃は県内の田宮ビクトリーで名を馳せ、中学時代は徳島ヴォルティスのジュニアユースへ籍を移し、高校は京都府の名門・京都橘高へ進学して成長を続けた。

 今季はプロ3年目。過去2年はダニエルポヤトス監督(現G大阪)の志向するチーム戦術もあって、サイドでプレーする機会が多かったが、今季は新たにベニャートラバイン監督が就任してFW起用される機会が増加。

 「楽しいです!シュートをいっぱい打てています」(西野)

 “水を得た魚”という表現がピッタリなようだ。相手の背後を積極的に狙い、機動力と大胆なプレーで躍動感をもたらしている。そして、開幕戦の第1節・大分戦で初得点を挙げると、第2節・甲府戦でも好機を生かして連続弾。先発起用も含めてコンスタントに出場機会を掴んでおり、今、誰よりもノリにノッている。

 県出身選手が活躍する姿は最もうれしいニュース。目標得点を尋ねてみると「16得点です」(西野)と大きく出た。最初の目標は10点だったが、FW候補筆頭の渡大生が15点を目標に掲げているのを耳にしたらしく「プラス1点。僕は16点取ります」(西野)と目標を上方修正するあたりが頼もしい。

 渡を意識する発言をした西野。今季6年ぶりに復帰した渡だが、16〜17年の徳島在籍時に合計35得点を量産した選手だ。当時の西野は中学生で「ボールボーイをしていた頃に見ていました。渡選手はめっちゃボレーがうまい印象で、ジュニアユースの練習で真似をしていました。子どもの頃に見ていた選手たちと一緒にプレーできていることは、すごく刺激になっています」と語る。

 スタジアムでボールボーイをしているアカデミー選手から、次なる西野のような存在が出てくるのも、そう遠くない未来だろう。県出身選手として、多くの夢を県民に与えてもらいたい。

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