俳優の木村拓哉が主演を務めるフジテレビ系連続ドラマ「風間公親―教場0―」(月曜・後9時)の初回が10日に放送された。(以下、ネタバレがあります。ご注意ください)
同作は、木村演じる刑事指導官・風間公親がキャリアの浅い若手刑事とバディを組み、殺人事件の捜査を通して刑事としてのスキルを学ばせる育成システム、通称「風間道場」に起こる出来事を描くストーリー。この日の初回は、新人刑事の瓜原潤史(赤楚衛二)を中心にストーリーが展開した。
ある日、タクシーの乗客が刺殺される事件が発生する。殺されたのはホストクラブのオーナー・芦沢健太郎(久保田悠来)。芦沢は、女性と一緒にタクシーに乗車した。だが先に降りたその女性から、酔って寝てしまった芦沢を指定した場所まで送り届けるよう指示されたらしい。運転手が死んでいるのに気づいたのは、指示された場所で芦沢を降ろそうとしたときだという。瓜原は、風間からタクシー運転手の話を聞くよう命じられる。運転手は、芦沢が「旅の記録だ」といって女性にタブレットの画像を見せていたと証言していた。風間の助言もあり、瓜原がタクシー会社を調べると日中弓(内田理央)という女性が容疑者として浮かび上がる…という内容だった。
赤楚が演じる瓜原は、地域課の警官として空き巣の常習犯逮捕の手柄を立て、犯罪捜査を学ぶため“風間道場”への異動を命じられた新人刑事。緊張しやすい性格で、殺人事件の最前線で風間の厳しい指導を受ける環境にいつも胃痛を起こしてしまう。自分の身なりには無頓着で、いつも髪はボサボサ…というキャラクターだ。この日の初回では、風間の厳しい指導に必死に食らいつきながら成長する様子が描かれた。
赤楚は3月に終了したNHK朝の連続テレビ小説「舞いあがれ!」に出演。ヒロイン・岩倉舞(福原遥)の夫で詩人の梅津貴司役を演じきった。温和な貴司役から一変した緊張感ある演技に、ファンは「舞いあがれで貴司くんが声を荒げることは無かったから赤楚さんが怒鳴るシーン新鮮だなーー」「貴司ロス中だけどこんな赤楚くんもいいかもぉ…」と惚れ惚れ。また「赤楚くん圧倒的毛量」「赤楚なんかほんとこういう役似合うね。ちょっとなんかポンコツ感あるのかわいい」「赤楚くんいい演技してるなぁ」の声も寄せていた。
赤楚は今月21日にスタートするTBS系ドラマ「ペンディングトレイン」にも出演することが決まっており、「赤楚くん、教場にペンディングトレインに忙しい!」とファンは掛け持ちに驚いていた。