【訃報】落語芸術協会の最高顧問・桂米丸さん、現役最高齢99歳で

【訃報】落語芸術協会の最高顧問・桂米丸さん、現役最高齢99歳で

(テレ朝news)

落語家で落語芸術協会最高顧問の四代目桂米丸(本名:須川勇=すがわ・いさむ)さんが、1日午後4時45分に老衰のため、都内の病院で亡くなっていたことが分かった。99歳だった。5日、同協会が発表した。
葬儀は4日に、近親者にて執り行われた。最後の高座は2019年9月だった。同協会によると、新型コロナウイルス感染症が流行してから寄席出演を控えていたが、電話で元気な声を聞かせてくれることも多かったことから、寄席復帰を模索していたという。
大正14年(1925年)生まれの米丸さんは、神奈川県出身。終戦直後、新作派の古今亭今輔門下に入門し、1949年に四代目桂米丸を襲名し真打となり、新作落語一筋を貫いた。テレビ黎明(れいめい)期、開局とともにテレビスターとしても売れ続けただけでなく、76年に日本芸術協会(現・落語芸術協会)の会長に就任。以来、23年間会長職を歴任し、協会の指導役であるとともに落語界の指導者であり続けた。会長を勇退後も顧問、最高顧問として後進の指導に携わり続けた。新作落語の第一人者としても、現役最高齢として最晩年まで創作意欲が衰えることはなかった。92年に紫綬褒章、98年に勲四等旭日小綬章を受章した。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね♡
URLをコピーする
URLをコピーしました!

この記事を書いた人

アフィリエイター初心者です!よろしくお願いします。

目次
閉じる