【訃報】「西郷どん」出演の鎌田秀勝さん、肝臓の疾患により49歳で…

俳優の鎌田秀勝さんが、肝臓の疾患により9月末に亡くなった。49歳だった。15日、所属事務所「ひまりり舎」の代表取締役・鈴木伸洋氏がX(旧ツイッター)で伝えた。
鈴木氏は「この度、弊社所属の俳優・鎌田秀勝が、去る9月末に永眠いたしました。享年49歳。肝臓の疾患による急逝でした」と報告。葬儀については、家族の希望により近親者のみで、直葬にて執り行ったという。
鈴木氏は、鎌田さんについて「芝居バカというくらい芝居が大好きな役者でした」と評し、「舞台中心の活動から、この数年、映像に活動の中心を移し、頑張っていました。お陰様で、中国映画やハリウッド制作の連続ドラマに出演を果たすなど、少しずつ成果を出していた矢先の出来事でした」とこれまでの活動を紹介。「鎌田秀勝という役者の個性は、世界にも通用する役者なんだと信じて、本人とも話しながら夢を諦めずに一歩ずつ歩んでいただけに、残念でなりません」と無念の思いを吐露。「鎌田のおかげで得た経験と彼の想(おも)いを胸に刻んで、これからもマネジメントをして行きたいと思います」とつづり、鎌田さんの写真も公開した。
鎌田さんは神奈川出身。数多くの舞台に出演し、近年ではNHK大河ドラマ「西郷どん」(18年)、中国映画「唐人街探偵3」(20年)に出演するなど映像の仕事でも活躍していた。
※写真は事務所提供