藤井聡太六冠(20)が小・中学生に将棋を指導した後のトークイベントで「1カ月休みなら何をする?」と、質問されるシーンがあった。
真剣な表情で将棋盤に向かう子どもたち。
相手は、藤井聡太六冠だ。
栃木県大田原市では25・26日に王将戦の第7局が行われる予定だったが、第6局で決着した。
対局がなくなった25日、代わりに藤井六冠などが地元の小・中学生に将棋を指導した。
小学生「負けました」
藤井六冠「ありがとうございました」
藤井六冠「右上に歩を打ったのがすごくいい頑張り方で素晴らしかったと思います」
藤井六冠からアドバイスをもらった子どもたちは、嬉しそうに笑みを浮かべた。
その後は、トークイベントが開催された。
そこで出た質問が、「1カ月の休みがあったら何をしたいか?」というもの。
「変わらず将棋をやるかなと」
これに対する藤井六冠の答えが、さすがだった。
藤井聡太六冠:
そうだね、いや、うーん…。1カ月だけだとしたらその間に棋力が落ちてしまったら困るので、変わらず将棋をやるかなと。
戦いを離れ、子どもたちとのひとときを過ごした藤井六冠。
4月5日には、名人戦七番勝負がスタートする。
最年少での“名人”と“七冠”の記録をかけ、渡辺明名人に挑む。
(「イット!」 3月27日放送より)