ＮＨＫ連続テレビ小説「舞いあがれ！」が３１日最終回を迎えた。ヒロイン・舞（福原遥）が操縦する空飛ぶクルマの飛行シーンがオープニングのアニメーションに重なった。
旧知の友人や家族などに見守られながら、舞は祖母・祥子（高畑淳子）を載せ、友人フライトとして空飛ぶクルマ「かささぎ」で空を飛ぶ。かささぎは大瀬埼灯台を通り、祥子らが住む知嘉島へ。「ばんば、知嘉島やで」と声を掛けると祥子はうれしそうにし、かささぎは島々の上空を飛んで行った。
続く放送枠の情報番組「あさイチ」で、ＭＣ博多大吉が「最後、あの飛行機…。そういえばオープニングのアニメーションって最後あんな感じになってたなって」と指摘し、感慨深げに振り返った。主題歌ｂａｃｋ ｎｕｍｂｅｒ「アイラブユー」が流れるオープニングのアニメーションは、公園に落ちた紙飛行機がばらもんだこになり、プロペラ機、ジェット機などを経て、最後は後部にプロペラの付いた特徴的な飛行体となって五島列島とおぼしき島の上空を飛んでく流れだった。
ネット上でもこのつながりに気づいた人が多く「オープニングを半年かけて描いた物語」「最終回でちゃんと最後の形態に」「大感動 オープニングの伏線も回収していくスタイル」「最後に飛んでた飛行機はなんだろうと思ってたけど『かささぎ』だったのね」などの声が見られた。
