24日放送されたNHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」で、実家の町工場再興に尽力するヒロイン・舞(福原遙)の前に大手「菱崎重工」の荒金(鶴見辰吾)が現れ、ビジネス発展チャンスが訪れた。
航空産業進出を狙う舞は参加した業界セミナーで荒金の目に留まり、工場訪問まで受けた。この来訪に社員は「あの、かの、菱崎重工のお偉いさん!」と大騒ぎ。ネット上ではその社名が目をひいた。
「三菱重工と川崎重工がフュージョン」「合わせ技ネーミングか」などと視聴者がツイート。「足して2で割る」「合併会社だとしたら、凄い重工業会社」と想像力を膨らませた。
重工会社といえば、18日に始まったフジテレビ系水曜午後10時枠ドラマ「スタンドUPスタート」で、主人公の人間投資家・三星大陽(竜星涼)が財閥系大企業「三ツ星重工」の株主総会に乗り込むシーンが描かれた。大陽は三星一族の御曹司だが、兄で社長の大海(小泉孝太郎)らと対立する構図だ。
株主総会の看板には、3つの星マークを三菱のように配置した企業ロゴが。「完全に三菱重工だけど大丈夫そ?」と心配するツイートがあれば、同社幹部が軍団の様相を呈する場面からか、「日曜劇場の匂い」を感じた視聴者も。一方で「舞いあがれ!」の展開に「下町ロケット」を連想するツイートも見られる。
「下町ロケット」に登場したのは「帝国重工」。ここにきて朝ドラと民放ドラマの「重工」かぶりに「興味深い」とのつぶやきもあった。