八冠制覇を目指す藤井聡太七冠(21)が永瀬拓矢王座(31)に挑む第71期王座戦五番勝負の第4局が11日、京都市の「ウェスティン都ホテル京都」で始まった。
現在、2勝1敗とリードしている藤井七冠が勝利すれば前人未踏の八冠制覇となる。すべてのタイトル獲得は、1996年に羽生善治九段が七冠を達成して以来となる27年ぶりの快挙。一方、永瀬王座がタイトルを防衛すれば5連覇となり「名誉王座」の資格を手にする。
昼食には永瀬王座がビーフカレー温野菜添え(サラダつき)、アイスカフェラテ、グレープフルーツジュース、藤井七冠は寿司盛り合わせ(お吸い物つき)、温かいお茶をそれぞれ注文した。
藤井七冠は昼食休憩までに持ち時間5時間のうち2時間48分を消費、対する永瀬王座は21分となっている。勝敗は11日夜に決まる見通し。