「ヴィクトリーグ!」(毎週土曜深夜2時15分)LIL LEAGUE&KID PHENOMENONシャッフルトークー第4回、リル・中村竜大さん×キドフェノ・山本光汰さんの「イケメンボーカル対談」の【後編】!
【前編】では、お互いの“自分が持っていないもの”についてトーク!
【動画】KID PHENOMENONご褒美企画
バラエティでの立ち位置が似ている
――アーティストとして通じ合うものが多い2人ですが、バラエティで共演してみて意外な発見があったりしますか?
中村「お互い立ち位置が似てるんですよ。おちゃらけようと思っても、どこかに恥ずかしさがあって…。お互いそういう場になった時、“今、こういうこと考えてるな”というのが見ていてわかる(笑)」
山本「そうそう、共感できる。キドフェノだけの時は関西弁でめちゃめちゃツッコむんですけど、リルと一緒になった時は一歩引いちゃって。頭では考えているんですけど、なかなか発言できないっていうことがよくありますね」
中村「立ち位置的に似てるから、収録中も“どうしよう”みたいな時に、お互い目が合ったりするんですよ(笑)」
――視線で気持ちを分かり合ってるんですね(笑) お2人はプライベートでも一緒に買い物に行ったりと、仲がいいんですよね?
山本「(遠藤)翼空も含めて、ご飯とかはよく行きますね」
中村「EXPG時代からボーカルのこの3人は一緒にいたので、一番の理解者かもしれないです」
――3人でどんなところに行ったり、どんなことを話したりするんですか?
中村「2人はファッショニスタでファッションの知識とか、音楽理論とか、いろいろ情報を持ってきてくれるので、僕は『そんなのあるんだ!』とひたすら吸収するっていう感じです(笑)。前に服のことちょっと聞いたら、光汰が詳しく調べてまとめたものを送ってくれて」
山本「服ができた時から、何年にどうなって…みたいな歴史とか、本で調べてパソコンでまとめるのが好きなんですよ」
中村「例えば、洋服のシルエットについて聞いたら、『これはここが切れてるから〇〇だよ』と名称を教えてくれたり。音楽についても、曲を作る時に『こういう効果があるのは〇〇』と名前を教えてくれたり、音楽を幅広く聴いていて、いろんなことを吸収して自分の中で変換しているのがすごいなと思います」
山本「好きなことに対して深く調べるのが好きで。オタクなんですよね」
中村「僕は、いろんなことに手を出して、浅く広くですね(笑)」
――深く知りたいタイプと、広く知りたいタイプなんですね。好きな音楽とかファッションとか似ている?それとも違う?
山本「全然違うと思います。だから知らないことも共有し合えるし、お互い音楽も服も大好きだから、いろいろ話せるのが楽しいですね。僕も話すことが好きなので」
中村「光汰はすごいフレンドリーで友達も多いんですよ。“この人も友達なんだ!”って驚くことがよくあって」
――光汰くんは、人付き合いに壁がない感じなんですか?
山本「そうですね。最近は“会った人はみんな友達なろう”っていうテンションで。例えば、レーベルのスタッフさんと音楽の話や興味がある話題で盛り上がって、そこからプライベートでもお会いするようになって、というのが多いですね」
――それって昔からなんですか?
山本「そうですね。人と話すのが好きで。子どもの頃から、お遣いに行く時でも、全然知らない人に『ここにはどうやって行くんですか?』と話しかけたりしていました」
中村「自分からアグレッシブに行けるのが、すごいんですよ。僕はできないので」――竜大くんも、収録の時などに拝見していると、いろんなスタッフさんとお話されているイメージですが。
中村「そうですか? 頑張って克服しようとは思っているんですけど。めっちゃシャイなんです(笑)」
山本「シャイだね」
――お互いをよく知る2人だからこそ、「ヴィクトリーグ!」でもっとこういうところ出していったら面白いんじゃない?と思うところはありますか?
中村「今すぐじゃないんですけど、光汰がカッコよさを全て捨ててさらけ出した“NEW光汰”になる日がきたら、どうなるんだろうと思いますね」
山本「なるほどね」
――そういう部分は、キドフェノだけの時は出しているんですか?
山本「どうだろう? 僕はずっとこんな感じなんで。でも、その場のノリに乗った時は、めちゃくちゃハメ外しますし。誰も見てないところだったらね(笑)」
中村「恥ずかしさがあるよね」
山本「そう、恥ずかしさがある」
――光汰くんは、竜大くんのもっとこんなところ出していってほしいというところはありますか?
山本「バラエティの時にも、普段みたいにもっとしゃべっても面白いんじゃないかなと思うんですけどね。話したい話題が出たら、周りを気にせずぶわーっとしゃべる、とか」
――「恥ずかしさがある」とおっしゃっていましたが、2人も歌のイメージもあるしイケメン枠でもあるから、なかなか壊していけないところもあったりしますか?
中村「そこを壊した上での新たなカッコよさを見つけていきたいですね」
山本「壊していきます」
――「ヴィトリーグ!」では、翼空くんがかなり壊してますよね(笑) こういう人だったんだと、新たな発見です。
中村「オーディション中も、裏側ではあんな感じだったんですよ(笑) 送ってくる映像とかもぶっ飛びすぎてて。そういう一面がいつ出るのかなって楽しみにしていたんですが、『ヴィクトリーグ!』で解放されましたね」
山本「寮とかでも、ずっとあんな感じです。“どっから声聞こえてる?”みたいな。翼空がオンになった時は自分の世界に入り込むので、それが周りから見たら面白い、という感じで」
――普段はなかなか言えないけど、この機会に言っておきたいことはありますか?
中村「僕の知らない用語をあまり使わないでほしい(笑) 好きな分野の知識がすごいから、専門用語が多すぎると話についていけなくなるんです。『それ、何だっけ?』って何回も聞けないし。できるだけ嚙み砕いて、僕にもわかる内容で話していただけるとありがたいです」
山本「ははは(笑) そうだね」
――光汰くんからは?
山本「『ヴィクトリーグ!』の時に、例えば、(山田)晃大の発言を聞いて、『あっ…』って何か言いそうになったのに、途中でやめるのをやめてほしい。そういうの見ててウズウズしちゃうんですよ」
中村「確かに、『あっ今違うかも』って空気読んじゃうんですよ」
山本「そこを、いってほしい」
中村「確かに、いき切った方がいい」
――ダメだったら編集でカットしてもらえますしね。では、最後にお互いにエールを!
山本「グループは違えど、今後も『iCON Z』世代を盛り上げるために、4組でのライブとか、キドフェノとリルのライブとかヴィジョンを立ててやっていきたいと思っています。大きい夢、大きい舞台に立てるようにお互い頑張れたなと思います」
中村「友達としても、公式ライバルKID PHENOMENONのメンバーとしてもリスペクトしてるので、これからもずっとこの関係を大事にしていきたいです」
プライベートでも仲がいいというお2人だけに、取材中はこの他にも英語や好きな音楽などについて盛り上がり、話題が尽きませんでした。現在、英語を勉強中の竜大くんと、小さい頃から英語のミュージカルに出演していたため英語が得意だという光汰くん。その場では英語しか話してはいけなかった、小さな頃から海外の音楽を聴いていたという光汰くんの話を聞いて、竜大くんの意欲もさらにアップ。お互いに共感し合い、刺激し合い、それぞれに成長していくいい関係だと感じました。
どんな組み合わせが登場するのか…次回のシャッフルトークもお楽しみに!
(撮影:Marco Perboni/取材・文:国川恭子)
LIL LEAGUE、KID PHENOMENONが出演する「ヴィクトリーグ!」(毎週土曜深夜2時15分)。
最新回は「ネットもテレ東」、「TVer」で期間限定配信中!
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【プロフィール】
LIL LEAGUE(リルリーグ)
LDH史上最大規模のオーディション「iCON Z〜Dreams For Children〜」で、応募総数4万8000人の中から勝ち抜きグランプリを獲得した6人組グループ。2023年1月11日、シングル「Hunter」でデビュー。2ndシングル「Higher / Monster」リリース、「HYPE UP」「15分」「飛龍- FeiLong-」配信中。2023年「輝く!日本レコード大賞」新人賞受賞。2024年2月28日(水) ファーストアルバム「TRICKSTER」リリース。
中村竜大(なかむら・たつひろ)
2004年11月27日生まれ(19歳)。福岡県出身。
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KID PHENOMENON(キッドフェノメノン)
LDH史上最大規模のオーディション「iCON Z〜Dreams For Children〜」第二章で、ファンや視聴者の応援による審査でデビューを勝ち取った7人組。2023年8月23日、「Wheelie」でデビュー。2ndシングル「存在証明」リリース。
山本光汰(やまもと・こうた)
2007年3月19日生まれ(16歳)。大阪府出身。
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