女優の松岡茉優が主演する日本テレビ系連続ドラマ「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」(土曜・後10時)の第9話が16日に放送された。(以下、ネタバレがあります。ご注意ください)
鵜久森(芦田愛菜)の事件の後で雲隠れしていた浜岡(青木柚)を、迫田(橘優輝)たちが発見。「事件の日…なんで学校にいたんだ?」と問い詰める迫田に、浜岡は西野(芽島みずき)に頼まれたからだと答える。西野の依頼で学校へと侵入したと告げる。
迫田らの報告を受けた九条(松岡茉優)は、学校に忍び込んだ浜岡が鵜久森にとって“誰にも知られたくない何か”を見つけたのではないかと推察。鵜久森が命を燃やして守ろうとしたのは、一体何だったのかと頭を巡らせることに。翌日、九条と3年D組は西島から直接を話を聞こうとするが、“不良女子グループ”の西島、野辺(田牧そら)、金澤(田鍋梨々花)は登校をしなかった。
その時、九条の頭を“最悪”の状況がよぎる。もしもその人物が罪の意識に苦しめられ、絶望していたとしたら。慌てて教室を飛び出し、捜索に走る九条。生徒に“最悪の終わり”を選ばせては、絶対にいけない!九条と同じ思いのD組全員も教室を飛び出した。
西島らはカラオケ、ボーリングをした後、思い詰めた表情であるマンションの屋上に上り飛び降りようとした。そこにD組の生徒が駆け付け、間一髪間に合った。東風谷(當真あみ)らも現場に到着し「全部を明らかにするの。あの時、鵜久森さんが何をしようとして、どんな顔でその瞬間を迎えたか知りたい人がいる」と叫んだ。
説得に応じた西野らはクラスに戻ってきた。九条はクラスの生徒同士で話し合うように伝えた。西野は、鵜久森を追い込んだのか問い詰められると「私はそんなつもりなかった…」と答え始めた。浜岡がカメラを校内に設置し、鵜久森と東風谷が話している姿を撮影し、それをネタに鵜久森を脅そうとした。手紙で呼び出された鵜久森は事件現場に一人で訪れ、「西野さんおかしいよ。誰かを傷付けて笑っているの、何が楽しいの?」と話した。西野は撮影動画をバラすと脅した。すると、SDカードの奪い合いとなり、弾みで鵜久森は現場から柵を乗り越え落ちてしまったと話した。そこに鵜久森の母・美雪(吉田羊)が現れ、西野らに「最悪の終わりを選ばないでほしい。忘れないでほしい、あの子のことを」と訴えかけた。
ついに“犯人”が明らかになり、ネットは「西野には1ミリも共感できない」「そんなつもりじゃなかった。では済まされない」「殺すつもりなかったならあんなに危ないとこに呼び出さないでしょ」「西野、最悪だなお前」「そんなつもりじゃなかった 愚かな人の最低な言い訳」「やっぱり事故か でも人殺し!」「涙が止まらない」「お母さん、人格者過ぎる」「鵜久森ちゃんのような子が早くに死んじゃうの悲しすぎる」といった声が寄せられた。
同作は2019年に放送され話題となった同局系「3年A組―今から皆さんは、人質です―」のチームが新たに手掛けるオリジナルの学園ドラマ。