キム・テリは最近YouTubeチャンネルを通じ、自身の旅行Vlogの字幕翻訳の求人をおこない、“才能寄付” (職業上のスキルや専門知識を活かして、公共の利益のために無償で労働を行うこと)を求めた。
これに対し、一部ネットユーザーから「ファンの思いを利用して労働力摂取をしている」と指摘され、「やりがい摂取」騒動に発展した。
そうした中、キム・テリは23日に自身のSNSを通じて「不快に感じた皆さまに申し訳ない。今回のことで私に失望した方々に、申し訳ないという気持ちを込めて文章を書く」と謝罪文を掲載した。
以下、キム・テリの謝罪文の全文
こんにちは、キム・テリです。
すべての発言に先立ち、ご心配をおかけして申し訳ありません。不快に感じた皆さまに申し訳ないと、まず、お伝えしたいです。
多くの方々の気持ちを傷つけるのではないかという心配と慎重な考えにより、遅くなりました。今回のことで私に失望した方々に、申し訳ないという気持ちを込めて、この文章を書きます。
ファンの皆様からいただいた愛に応えようとVlogを企画し、撮影、編集、現在は英語字幕翻訳まで、最初から最後まですべての過程に参加しています。それが私を好きでいてくださる方々に、より完璧な恩返しになるのではないかという考えからでした。
映像が公開された時点から現在まで、英語圏だけでなく、本当にさまざまな国のファンの方々が各国の字幕の要請をしてくださり、映像の下のコメントに書かれた多様な言語を見ながら、この方々が自国の言語で書かれた字幕で映像を観ることができたら、どれほど良いだろうかと思いました。
そのうちに、私とファンの方々が一緒に何かを完成することに意味があるのではないかという考えにだけ集中するようになり、気持ちが先立った行動をしました。最も重要な問題について慎重にアプローチすべきだったのに、明らかに私の考えが足りませんでした。
私を愛してくださる方々に、才能寄付という形で近づいてはいけませんでした。明らかな間違いであり、自分自身が認知できていなかったことに気づき、深く反省しています。私の浅はかな考えと行動により不快な思いをさせた皆さまに、申し訳ありません。これからは、このようなご迷惑をおかけすることがないよう、さらに細心の注意を払います。
何よりも、今は心からの謝罪が先だと思いました。良い思いで翻訳に志願してくださった方々一人一人に、お詫びのメールを差し上げました。
もう一度、心から申し訳ありません。