【パリ五輪】卓球世界ランキング5位の早田ひなが3日、卓球女子シングルス3位決定戦を行い、韓国のシン・ユビンを4-2で下し、銅メダルを獲得した。
早田は、第1ゲームを落とすも、第2ゲームをデュースで取り返し、第3ゲームも相手にゲームポイントを握られながら逆転で連取。その後互いに1ゲームずつを奪い合い、3-2で迎えた第6ゲームも優位にゲームを進め、粘る相手を振り切った。
試合後、早田は床に座り込み、号泣。その後立ち上がって歩み寄ったシン・ユビンと握手とハグを交わし、健闘をたたえ合った。
試合後インタビューに応じた早田は、一昨日の試合で腕を痛め、注射を打って試合に臨んだことを明かし、「もちろん金メダルを目指してたんですけど、まさか神様にこんなタイミングで、意地悪されるとは思わなくて。JOCの方だったり、日本の皆さんが本当に最後まで支えてくださって、私がプレーできるところまで持ってきてくれたので、『どんな結果になっても最後までやり続ける』、そして『銅メダルを皆さんに見せられたらいいな』という気持ちで戦いました」と涙ながらに語った。
この結果に、情報番組での“卓球解説”が話題となった芸人のパーマ大佐は、自身のXを更新し「早田ひな選手銅メダルおめでとうございます!!!ゲームカウント4-2で韓国のエースシン・ユビン選手に勝利しました!シン・ユビン選手もめっちゃ強かった…。感動をありがとうございました」と、激戦を制した早田をねぎらった。