歌手、エッセイスト、教育学博士のアグネス・チャンさんが20日、9月1日発売の書籍「心に響いた人生50の言葉」の発売記念イベントに登場。この日、68歳の誕生日のアグネスさんは、新著発売と誕生日をWで祝福されました。

アグネスさんは出来たての本を両手で持ち、“最高の(誕生日)プレゼントです“と笑顔を弾けさせ、また1つ歳を重ねた気持ちについて尋ねられると“乳がんになった時、歳をとることができないのかな、子どもの結婚を見ることができないのかな、孫の顔を見られないのかなと思ったんですけど、おかげさまで歳を重ねることができて、初孫も生まれて、感謝しています“と喜びを噛み締めていました。

1年かけて書いたという著書の中には、アグネスさんがこれまで周囲の人々から言われて「心に響いた」言葉の中から前向きになれる50個の言葉が紹介されています。アグネスさんは中でも亡くなった父親から言われた“迷ったら『一番難しい道』を選びなさい“という言葉がお気に入りだそうで、“これは絶対に使える言葉。父の言う通り『難しい道』を選ぶと学ぶことが多い。出来た時の達成感が大きいから、それをひたすら信じて、出来るだけ難しい道を選んできたんですけど、この本を書く時もこの言葉を思い出したんです。途中本当につらくて書き終えられないと思ったけど、(本が)出来上がって手にした時は胸がいっぱいで嬉しかったです“と話しました。

今後やりたいことについて聞かれると“もっと孫の世話がしたい“と、初孫にデレデレの様子。さらに“世界の餃子を食べ歩きたいんです。くるんで食べるものって世界中にあるんです。中国の餃子も日本の餃子もまだ私全部食べてないんですよ“と話し、“香港から『餃子の旅』にファンの皆さんと行こうと思ってるんです。例えば中国へ行って各駅停車に乗って餃子を食べようっていう夢“と壮大な夢を明かしていました。
アグネスさんは“みんなから笑われちゃうような夢でもいいから、自分が楽しければ、何かやりたいことを実行していけば楽しくなると思う。歳も、つまらない悩みも忘れられると思います“とアドバイス。記者から“世界の餃子を制覇したら『餃子の本』も出せますね“と水を向けられると“アハハ、いいアイデアですね!“とまんざらでもない様子でした。
【担当:芸能情報ステーション】