俳優の神木隆之介が主演するNHK連続テレビ小説「らんまん」(月〜土曜・午前8時)の第93話が9日、放送された。(以下、ネタバレがあります。ご注意ください)
竹雄(志尊淳)と綾(佐久間由衣)が高知へ帰り、万太郎(神木隆之介)も植物採集の旅へと出かけていく。ある日寿恵子(浜辺美波)は中尾(小倉久寛)の質屋で新聞小説を見つけた。そのストーリーを尋ねると、中尾は「いかがわしい話だよ」とニヤリ。中尾の説明によると、主人公は田口という大学教授で、東京貴婦人学校という女学校の校長も務めているが、女生徒に手を出してしまう…というあらすじだった。
それを聞いた寿恵子は、田邊教授(要潤)と聡子(中田青渚)がモデルではないかと察し、急いで田邊の家へと向かった。しかし門の前には野次馬が集まって大騒ぎになっていた。
ネット上は“犯人”探しで盛り上がり、「この下品な小説にネタを提供したのは女学校長の座を追われた美作教授であろうと察し」「美作教授陰謀説もあり得るな」「美作教授が書かせたのかな…内情知ってるの彼くらいじゃない?」と、動物学教授の美作(山本浩司)を疑う声が多数寄せられた。7月10日放送の第71話で、田邊が就任に前向きだった御茶ノ水の高等女学校の校長の座を、動物学教授・美作秀吉(山本浩司)に奪われ、田邊は美作に「聞けば、あなたの今の奥方は、つい5月までうちの生徒だったとか。どうです、我が女生徒を妻にした感想は」と嫌みを言われる…というシーンがあった。
またネット上では「美作だと思うんだけど…その小説を書いてるの、まさか丈之助じゃないよね?」「丈之助の小説ってまさか…」と、長屋の住人・丈之助(山脇辰哉)を疑う声も。丈之助はこの日の放送で長屋の仲間に「今の原稿を書き上げたら彼女を身請けするから」と語り、小説執筆中であることを明かしていた。