同ドラマは、非情な運命に必死にあらがい、奇跡を起こそうとする3人の姿を中心に、実力派俳優たちが大切な人を思う心の機微を紡ぐ。脚本家・安達奈緒子氏が完全オリジナルで“切なくて温かい”ファンタジーラブストーリーを描く。
第4話は、悠依(井上真央)の独白とも言える直木(佐藤健)への思いを聞いた譲(松山ケンイチ)は、力になりたいと考えるも、今の自分に何ができるか思い悩んでいた。そんな中、河川から直木の携帯電話が発見される。依然、殺人事件の容疑者にされたままの直木は、自分の遺体が見つかっていないことを不審に思い、行方不明の自分の身体を捜し始める。
一方、悠依の元に英介(荒川良々)から、こども食堂に来ていた子の一人が行方不明だという電話が。直木も協力し、とある山間部に子どもを捜しに行くが、そこにはさらなる衝撃が待ち受けていて…というストーリーだった。
山の中で無事に子どもを見つけた英介。同時に行方不明だった直木の身体も発見される。自分の亡骸を見下ろしている直木は、駆けつけた譲に対して「やっぱ死んでたわ、俺」と寂しそうにつぶやく。
その後、霊安室にて悠依も直木の遺体と対面する。直木が死んでしまった。受け入れがたい事実に悠依は「こんなのおかしい。直木はこんな酷い、痛い苦しい思いして死ななきゃいけないような人じゃない。誰かに殺されるとか、そんな…。寒い、凍ってるみたいな硬い土に転がされて死んでるって、そんなの酷い。酷い。こんなのおかしい。絶対に許さない」と怒りで声を震わせる。
「会いたくてずっと顔が見たくて。やっと会えた。顔はいつもの直木だった。でも冷たかった…」と悲しみに暮れる悠依。視聴者からは「今週は特に号泣回」「涙が止まらない」「こんな悲しい再会はないよ…」「やっぱ井上真央さん演技半端なく上手いな」などの声が寄せられている。