今作は、主人公・月岡夏(目黒)が、大学生だった時に付き合っていた交際相手であり、別れて以来、7年もの間会うことがなかった南雲水季(古川琴音)の死をきっかけに、自分と血のつながった娘・海(泉谷星奈)の存在を知ったことで人生が変化していく物語。
第6話では、夏に同意書を書かせながらも、水季が海を産むことにした理由が明らかになった。産婦人科で手術を待つ水季はなにげなく置かれていた意見ノートを手に取る。出産の喜びを語るメッセージのなかに妊娠9周目で中絶した女性の文章が描かれていた。
その文章を書いたのは夏の現在の恋人である弥生(有村架純)。「後悔とは少し違う。同じ状況のひとに同じ気持ちにはなってほしくありません」という弥生は「どちらを選択肢しても、それはあなたの幸せのためです」「あなたの幸せを願います」と書き記していた。水季は診察室に入る前に読めずにいた母子手帳を読んでから、手術を受けるか決めることを看護師に伝える。
「あまりないんだけどな、人に影響されること…」とつぶやいた水季。最終的には自分で産むことを判断したがそこには弥生の言葉の存在があったことが終盤の母・朱音(大竹しのぶ)とのやりとりで描写された。
この展開にXでは「ここで繋がるの」「まさかのまさかだった…」「弥生さんの言葉を読んで産むきっかけになったんだ…泣くって、繋がってる」「弥生さん、海ちゃんの恩人だ」「ノートを介して水季と弥生が交錯してたんだ」「真反対の2人…でも、芯の部分は繋がる2人なんやね…」「弥生さんのメッセージみて水季さんが決意して、海ちゃんが産まれて繋げてくれたんだ」「衝撃の事実」と驚きと感動の声が寄せられている。