今回1組目は、広島県に住む5歳差カップルが登場する。23歳の妻の母親が46歳だと聞くと、52歳のMC・藤井は撃ち抜かれたようにイスから転げ落ちる。しっかり者の妻は、小学5年生のときには23歳までに結婚・出産し、25歳までに第2子を産んで、早めに仕事復帰するという「人生計画表」を書いていたという。
妻が高校2年生のとき、コンビニのアルバイトで大学4年生だった夫と出会った。先輩で清潔感があり、忙しい時間にも率先してしんどい作業を担ってくれる彼を、彼女は早くもロックオン。結婚を見据え、家事育児も「手伝う」ではなく「2人でやる」と考えてくれそうだと、人生計画表に追記。一方の彼も、17歳だがしっかりしていて、笑顔のかわいい彼女に好印象を抱いた。
彼女からのアプローチで、毎日LINEのやり取りや電話をする仲になったものの、1ヶ月ほど経っても彼は何も言ってきてくれず。しびれを切らせて「私のことどう思ってるんですか!?」と電話で問い詰めると、来年社会人になる自分とまだ高校生の彼女との差に尻込みをしていたことがわかり、「何を言っとるんだ！」と一喝し「たった5歳、そんな変わらないです！」と圧倒、晴れて交際がスタートした。
その2年後には彼女も高校を卒業して互いに社会人になり、半同棲生活となった。23歳までに第1子を産むなら、結婚は早いに越したことはない。人生計画表には触れず、探りを入れると、彼から「結婚はもう少し給料上がったら」との回答。いつ頃かと詰め寄るも「主任になったら」と返され、いったんは引き下がることに。
しかしそれから1年経っても話が進まない。20歳になった彼女は焦りだし、彼の家で冷やご飯を温めている最中、ついに「いつ主任になれんねん!?」と爆発してしまった。
当時の彼の貯金額はたったの10万円で、引け目を感じていたというが、彼女は「お金なら2人で働いて貯めればいい！」と再び一喝。その一言に背中を押され、「結婚しよう」と電子レンジの前でプロポーズがなされた。
そこからしっかり妻が手腕を発揮。飲み代やゴルフ代でお金を飛ばしていた夫の財布を預かり、1年半でなんと270万円もの貯金を達成したという。そして計画通り、22歳で無事に女の子を出産。しかし最近になり、人生計画表を変更せざるを得ない事態が…。
