1月31日、『涙の女王』側は初本読みの様子を公開した。
『愛の不時着』や『星から来たあなた』で知られるパク・ジウンが脚本を手がけ、チャン・ヨンウ監督(『愛の不時着』『不可殺−永遠を生きる者−』)とキム・ヒウォン監督(『ヴィンチェンツォ』『シスターズ』)が共同演出を務める『涙の女王』は、財閥3世で“百貨店の女王”のホン・ヘインと、田舎町出身の“スーパーの王子”ペク・ヒョヌ夫婦の3年目の危機と、奇跡のように再び始まる恋を描く。
キム・スヒョンとキム・ジウォンのほか、パク・ソンフン、クァク・ドンヨン、イ・ジュビン、キム・ガプス、イ・ミスク、チョン・ジニョン、ナ・ヨンヒ、キム・ジョンナンら豪華俳優陣の集合で関心が集まっている。
本読みの現場には、脚本家パク・ジウンと演出のチャン・ヨンウ、キム・ヒウォン監督を含め、出演陣が一堂に会した。「一緒に笑い、泣きながら楽しく仕事をし、みなさんが幸せになってほしい」というチャン・ヨンウ監督の挨拶の後、本読みが始まると俳優たちは一瞬でキャラクターになりきった。
ペク・ヒョヌ役のキム・スヒョンは、冷静な声の中に呼吸を混ぜ、財閥である妻の実家に萎縮するも、表向きには平気なふりをする微妙な感情を描き出した。
キム・ジウォンはシニカルな表情と鋭い目つきで“天上天下唯我独尊”であるクイーンズ百貨店の代表、ホン・ヘイン役にすっかり溶け込んだ。
会社では意見の違いで衝突しながらも、ある日には愛をささやくペク・ヒョヌとホン・ヘイン。その感情の変化を表現したキム・スヒョン、キム・ジウォンは、セリフを交わす間に目を合わせながら物語をリードし、2人による“世紀のロマンス”への好奇心を高めた。
ペク・ヒョヌ、ホン・ヘインのロマンスをはじめ、真逆の世界に住んでいた2人の家族の神経戦などによる多彩な感情が、俳優たちの情熱によって満たされた本読みの現場だった。本格的なスタートを知らせた『涙の女王』が、どんな物語を繰り広げるか、期待が高まる。