俳優・阿部サダヲが主演を務める、TBS系金曜ドラマ『不適切にもほどがある!』(毎週金曜 後10:00)の第8話が15日に放送され、人気タレントがサプライズ出演する衝撃ラストを迎えた。
第8話は、令和へタイムスリップしたムッチ先輩(磯村勇斗)は、息子である秋津(磯村勇斗)と対面していた。そこで、純子(河合優実)が入れ違いで昭和に帰ったことを知ったムッチ先輩は「未来に来た意味がない」と騒ぎだすが、井上(三宅弘城)から“ある話”を聞くと突然パニックになり…!?
同じ頃、市郎(阿部サダヲ)のもとには、過去に起こした不倫スキャンダルによって閑職に追いやられていた入社7年目のアナウンサー・倉持猛(小関裕太)が相談に来る。復帰の目処が立っていたにもかかわらず、リスクマネジメント部の部長が栗田(山本耕史)に変わったことで白紙に戻されてしまったという。市郎は渚(仲里依紗)も交え、倉持の復帰を栗田とその部下・瓜生(板倉俊之)に直談判。そしてようやくもぎ取った倉持のアナウンサー復帰だったが、世間の目はあまりにも厳しく…というストーリーだった。
ラストは、ムッチ先輩が昭和へ無理やり送り返されるシーンだった。バスが走り出し、昭和のムッチ先輩がいなくなると、秋津が「親父です」と紹介する。すると横にいた恰幅の良い男性が「どうもご無沙汰してます。ムッチです」とあいさつ。それと同時に「秋津睦実(50代) 彦摩呂」とテロップが表示された。これには流石の市郎も「なんて言っていいか分からねぇよ」とコメントに詰まっていた。
宮藤官九郎氏が書き下ろす、意識低い系タイムスリップコメディー。1986年から2024年の現代へタイムスリップした“昭和のおじさん”小川市郎(阿部)が、コンプラで縛られた令和の人々に考えるキッカケを与えていくストーリー。