『ワンピース』ローは謎のまま死亡? 残された伏線に「生きててもらわないと困る」

『ワンピース』ローは謎のまま死亡? 残された伏線に「生きててもらわないと困る」

ローが描かれた『ONE PIECE Log Collection “SABAODY”』(エイベックス・ピクチャーズ) (C)尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション

(マグミクス)

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作中におけるローの重要性は?

 さまざまな魅力あるキャラクターが登場する『ONE PIECE(ワンピース)』のなかでも根強い人気を誇るのが、主人公「モンキー・D・ルフィ」と同じ「最悪の世代」と呼ばれる海賊のひとり「トラファルガー・ロー」です。「勝者(ウィナー)島」以降の行方が分からないものの、多くの謎が残されていることから再登場が期待されています。

●忌み名「ワーテル」

 ローの最大の謎として、原作763話で明かされた彼の本名「トラファルガー・D・ワーテル・ロー」の忌み名「ワーテル」が挙げられます。幼少時代の「ベビー5」、「バッファロー」との回想中でも「『「D」は隠し名、『ワーテル』は忌み名で…ウチの家族は代々…」というところで話がさえぎられ、以降「ワーテル」については物語上でも触れられていません。

 しかし、謎に包まれた「空白の100年」や強大な力を持つ「世界政府」の存在から、今後のストーリーのカギを握るのではないか、と考えるファンがいます。例えば、「代々…」と先代とのつながりをうかがわせることで「ローの両親は医者だったから、800年前から続く医者家系なのかも」「かつて先祖が政府側に対して罪を犯したことで忌み名を背負っているのでは」と予想されていました。

 実際「人に教えちゃいけねエ名前」とロー本人が口にしており、世間に知れ渡るとどのような不都合があるのか気になります。「ワーテル」の謎が判明することで、空白の100年の真実につながるかもしれません。

●「オペオペの実」の「不老手術」

 ローの持つ「オペオペの実」の究極の技で、能力者自身の命と引き換えに「不老手術」を他者に行える点も気になります。かつて「オペオペの実」の強奪を目論んでいた元「王下七武海」の「ドンキホーテ・ドフラミンゴ」は、761話で「『オペオペの実』とマリージョアの国宝があれば、世界の実権を握れる」と明かしていました。

 世界貴族「天竜人」の最高権力者とされる「イム様」は、800年前から生き続けているとされており「不老手術」を受けたと予想されています。またローが口にする前、「オペオペの実」は50億ベリーで取引されるほどの価値がありました。高額でも政府が「オペオペの実」を求める理由が「不老手術」だとすると、その手術をめぐって世界政府とローが戦う展開も考えられます。

「オペオペの実」と「マリージョア」の国宝の関係性も大きな謎が残される一方で、「誰に不老手術を施すのか」「能力者の命が引き換えということは死亡フラグ?」などと、ローを心配する声も絶えません。

●ロッキーポート事件

 ローが100人の海賊の心臓を奪い「王下七武海」になる権利を得た「ロッキーポート事件」は、何を目的にローが心臓を奪ったのかは不明なままです。王下七武海入りを果たすことが目的と思われていましたが、ローはこれまでもドフラミンゴや「カイドウ」という強者の討伐などを、ルフィと手を組んで成し遂げています。キレ者で戦略性に長けたローのことですから、何かしらの未来を見越したうえで起こした事件だったのでしょうか。

「マーシャル・D・ティーチ」との戦いで敗北してハートの海賊団の船が沈没して以降、ローは行方知れずとなっています。ローの再登場とともにいくつかの謎の解明にも期待が高まります。

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