新たな候補が登場?
『ONE PIECE(ワンピース)』の主人公であるモンキー・D・ルフィは、旅に出た当初「まずは仲間集めだ 10人はほしいなァ!!」と語っていました。そして、「ワノ国編」終了時点では9人の仲間が集まっています。では、最後の「10人目」は、いったい誰になるのでしょうか。
※この記事には単行本107巻以降の内容を含みます。
10人目について、ほとんどのファンが「既出キャラの誰か」と考えているようでした。
たとえば単行本107巻で10人目説が濃厚となったのが、南の海出身の女海賊「ジュエリー・ボニー」です。ボニーは107巻の質問コーナー「SBS」で、自分や相手の身体年齢を自由自在に変化させられる悪魔の実「トシトシの実」の能力者であると判明しました。
「トシトシの実」は数字に変換すると「10・4・10・4」と読むことができます。こちらは長きにわたってファンの間で考察されていた「一味の『悪魔の実』は数字に当てはめることができる」という考察にも、バッチリ当てはまります。
ボニーはルフィと「エッグヘッド」にて邂逅し、ルフィに対して「自分は敵である」と断言していたものの、大食いの観点では相性抜群です。実際にルフィと笑い合いながら食事をするワンシーンは「なじみすぎ」と話題になりました。
ほかにも、ボニーは最終章突入後に麦わらの一味に命を救われ、さらに父親は同僚同士と、ストーリーが進むごとにふたりの「つながり」が明かされています。エッグヘッドから脱出した暁には仲間入りを果たすかもしれません。気になる役職は、容姿を変えられる能力から「偵察隊」が合いそうです。
これまでルフィが仲間に勧誘した人物において、「ワノ国編」で別れた「ヤマト」や「錦えもん」も有力候補でしょう。ヤマトは「イヌイヌの実」、錦えもんは「フクフクの実」の能力者で、ルフィは別れ際に「海賊やりたくなったらいつでも迎えに来る」と声をかけています。なかでも「フクフクの実」は「2929」と数字を当てはめることが可能なため、錦えもんの合流に期待する意見も聞かれます。
そして、10人目の仲間として読者の間で頻繁に名があがるのが、アマゾン・リリーの皇帝である、ボア・ハンコックです。ハンコックといえばルフィに惚れており、見事な純情乙女っぷりが男女問わず人気を集めています。王下七武海制度がなくなり、原作1059話では「わらわがおる以上、また海軍はやってくる。一体どこにゆけば…。はあ…こうなったら…ルフィに嫁ぎたい…」とも発言していました。
ハンコックの仲間入りを望む声は非常に多く、「職業はもうルフィの嫁でいいんじゃないか」「護衛とか選長補佐でもよさそう!」と、多くのファンが期待に胸を膨らませています。ハンコックの恋模様が、今後10人目の選抜に大きな影響を与えるかもしれません。