『ラ・ラ・ランド』に続いて『バビロン』でも受賞 ジャスティン・ハーウィッツの音楽制作

『ラ・ラ・ランド』に続いて『バビロン』でも受賞 ジャスティン・ハーウィッツの音楽制作

映画『バビロン』(2月10日公開)で「第80回ゴールデングローブ賞」作曲賞を受賞したジャスティン・ハーウィッツ

(ORICON NEWS)

 『ラ・ラ・ランド』のデイミアン・チャゼル監督、ブラッド・ピットやマーゴット・ロビーが出演する映画『バビロン』(2月10日公開)が、米ロサンゼルス現地時間10日に授賞式が開催された「第80回ゴールデングローブ賞」で、作曲賞(ジャスティン・ハーウィッツ)を受賞。これを記念し、キャスト&スタッフそして観客を魅了する本作の音楽制作の裏側に迫った特別映像が解禁となった。

 同映画は、ゴールデンエイジ(黄金時代)と呼ばれた1920年代ハリウッド、サイレント映画からトーキー映画へと移り変わる時代に、富と名声、野心に彩られた映画業界で夢を叶えようとする男女の運命を描く。

 デイミアン・チャゼル監督の「1920年代の曲なのに今の時代に負けない、そんな音楽を求めた」というオーダーに見事応えたハーウィッツは、「台本に衝撃を受けてすぐに作曲を始めたよ。当時の楽器を使い、ロックとダンスを加えてみた。最高にワクワクした! “攻めた音楽”は何か追求し続けた。大変だったけど最高の音楽ができた」と語る。

 オーケストラとの収録には、なんと靴ベラで床を叩くなど、実際の劇中シーンであふれ出る人々の熱量をそのまま音楽で表現するため大胆なアレンジも採り入れた。伝統的なメロディラインの美しさと新時代の感性を融合させた、熱狂的なまでのジャズミュージックが鳴りやまない本作に、マーゴット・ロビーは「これは間違いなく歴史に残る音楽よ」、ブラッド・ピットも「彼の音楽は落ち着く。そして美しい」といずれも感嘆の様子でコメントしている様子も収められている。

 「第80回ゴールデングローブ賞」作曲賞の栄冠に輝いたジャスティン・ハーウィッツは、第74回の『ラ・ラ・ランド』に続いての受賞となり、本作でもデイミアン・チャゼル監督とのゴールデンタッグによる健在ぶりが明らかになった。

 授賞式で、通っていたパブリックスクールについて言及し、「僕はそこで音楽の授業を受けていました。世界には才能を持っている多くの人々がいます。ですが、自分に何の才能があるのかわかっている人は多くはありません。ですから、このような機会を広げて、大人も子どもも自分が何に向いているのか気づけるチャンスがたくさんあるといいですね。自分が何に向いているのか、何が一番好きなのかを理解することは素晴らしいこと。みんなが自分の才能に気づけるように機会を広げていくべきです」と、訴えた受賞のスピーチも印象的だった。

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