映画『パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女』2023年1月20日公開 (C)2022 NEXT ENTERTAINMENT WORLD & M PICTURES. All Rights Reserved.
本作でパク・ソダムが演じるのは、天才的なドライビング・テクニックを持つ運び屋・ウナ。“ワケあり”荷物を届ける特殊配送会社「特送(とくそう)」でドライバーをしているウナがある日引き受けた依頼、それは海外ヘの逃亡を図る賭博ブローカーと、その息子ソウォンを港まで運ぶこと。
しかし、思わぬアクシデントにより依頼人不在のまま、ソウォンと300億ウォンが入った貸金庫の鍵を抱えて追われる羽目に。貸金庫の鍵を狙う悪徳警官、冷酷非情な殺し屋、さらには「脱北」の過去を持つウナを秘密裏に調査する国家情報院までをも巻き込んだ、命がけの逃亡劇が始まる。
パク・ソダムは、20代の初めに短編映画でアクションの経験を経て、「長編映画でもっと多くのアクションシーンに挑戦してみたい」と思っていたところ、本作の脚本を読み、出演を決めたという。
ウナを演じるにあたり求められたのは、高度なドライビング・テクニックと臨機応変な対応力が必要な「特送」のスペシャリストであるという風格を保ちつつ、アクションに関してはプロの訓練を受けていない者のリアリティある動きに見せること。
撮影現場では撮影前に、アクションについてスタントチームと何度も話し合いを重ね、信頼関係を築いていき数々のアクションに挑んだ。その中から、パク・ソダム演じるウナが、悪徳警官・ギョンピル(ソン・セビョク)ら数人の男たちを手荒く、素早く、ねじ伏せるスリリングなシーンの本編映像がWEBで解禁。何かを決心したかのような顔つきのウナがポケットからドライバー取り出し、依頼人の息子・ソウォン(チョン・ヒョンジュン)を助けに、ギョンピル率いるヤクザたちのもとへ乗り込んでいく。
パク・デミン監督は「パク・ソダムは、せりふがなくてもキャラクターのオーラを放っている」と絶賛。実際に、韓国のアカデミー賞と呼び声が高い青龍映画祭では、本作で主演女優賞にノミネートされるなど、本国でも多くの人々から評価されている。